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まぐろの旬はいつですか?

マグロと言っても様々な種類のマグロがあるのは皆様もご存知ですよね。
大間で有名な本マグロ、希少価値が高い南マグロ、スーパーや量販店で馴染みの深いメバチマグロやキハダマグロ、その他にもビンチョウマグロなど、マグロと名がつく種類は数え切れないほどです。ここでは近海で獲れた生マグロについて話を進めます。
マグロは世界中の海に生息し旬の時季は漁獲される場所(獲れた海域)によって、身質も色目もさまざまです。一般的に日本近海で漁獲されるものについては、本マグロは冬、メバチマグロは秋、キハダマグロは春~夏が一番おいしい時期と言われています。南マグロについては、南半球に生息する魚ですので、タスマン・ニュージランド沖・ケープタウン沖などで漁獲されます。南半球で獲れる日本の夏がミナミマグロの旬の時季になります。
しかし、マグロは回遊している魚ですので、その年によっても獲れる時期がずれる
こともあります。旬だからおいしいマグロと一概に一言では言えないのが実情です。旬の時期でもないのに脂がのったマグロが水揚げされることもあります。昨今では、生で水揚げされる大間産の本マグロを度々メディアで紹介されています。冷凍マグロよりも生のマグロの方がおいしいというイメージですが、冷凍技術が発達した今では遠洋漁業により世界中の産地をめぐりその時季の一番おいしいマグロを求め操業しています。
一般的に旬とは、最も味のよい出盛りの時期を指す言葉ですが、近海で漁獲された生のマグロに関しては、漁獲された海域によってもバラつきがあるため、最も味がよい季節が漁獲される時期と合致しているとは言えないでしょう。遠洋漁業で漁獲された冷凍マグロについては、一番おいしい漁場・漁期を厳選しているので、通年を通して新鮮でおいしいマグロを味わうことができます。